「もうハイヒールは履かない」と宣言したヴィクトリア・ベッカムが、スニーカーやローファーなどフラットな靴を履いている姿を連日パパラッチに撮影されている。これを受け、今年はぺたんこ靴が流行の兆しだと英紙デイリー・メールが報じている。
【写真を見る】珍しく(？)スニーカーを履いて歩くヴィクトリア
とはいえ、このトレンドは何もヴィクトリアが作りだしたわけではなく、先週行われたミラノ・ファッションウィークのショーを見ても、一流デザイナーたちがモデルにフラットな靴を履かせてランウェイを歩かせている様子が目立ったという。これは大きな靴の流行の変化を示しているそうで、「バレリーナシューズは大嫌い」と公言していたハイヒール中毒のヴィクトリアがヒールを捨てた理由も、彼女が言うような実用性というより、ファッション界全体の傾向によるものが大きいようだ。
「私が男っぽいパンツにロールネックのセーターを着て、スニーカーを履いてニューヨークの街を歩いている時に、人々はリアルな私を見ることができると思う」とヴィクトリアは英紙テレグラフに話していた。
ヴィクトリアのファッションの変化は足元だけではない。最近は、以前のようなタイトスカートやミニスカートではなく、パンツにセーター、コートといったカジュアルな装いが多い。
「これで足が痛むこともなくなって、もうちょっと笑うことが増えるかな」「誰がファッションで彼女の後を追いたいと思うんだろう」「彼女のことは大嫌いだけど、最近シックになってきた」「彼女を流行の仕掛け人みたいに書くのはやめて。これは単なる外反母趾の問題」などの読者コメントが寄せられている。【UK在住/MIKAKO】