車のハイビーム、夜間は「原則つけっぱなし」が正しい? | ニコニコニュース

車のハイビーム、夜間は「原則つけっぱなし」が正しい?
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クルマの運転にはさまざまなルールやマナーがあるが、ネット上でたびたび論争が起きているのが「ハイビーム」の使用について。「教えて!goo」にも、「車のハイビームはつけるのが正しいのか?」という質問が寄せられていた。質問者のcleanenergyさんは、ハイビームをつけると前の車や対向車に迷惑がかかることや、使用すべきかどうかについて意見が分かれていることを挙げ、「どちらが正しいのでしょうか?」と問いかけている。これに対して寄せられた回答を見ると――。

■法律では「夜間は原則ハイビーム、すれ違い時のみロービーム」が基本……

「法律的には……ハイビームをつける必要がある。相手がまぶしい時だけ、『仕方なく』ロービームにする」(nananotanuさん)

「前走車や対向車が居ない場合にハイビームをつけるのが宜しいかと思います」(ppk060さん)

「どちらか一方が正しいのでは無い。基本ハイビームにしておいて、前車に追いついたり対向車が見えたらロービームに切替えるだけの話だ。その程度の操作も出来ないのであれば運転してはならないと思う」(cliomaxiさん)

まずは、こうした意見が目についた。交通法規を調べてみると、これらの回答の通り、夜間は原則ハイビームを使用し、対向車とすれ違い時のみロービームに切り替える、というのが正しいルールのようである。そのほかの回答をみると、

「山道などの場合はハイビームじゃないと自殺行為ですよ」(mackdadoyさん)

「田舎ではハイビームは当たり前です。街灯が少ないためハイビームじゃないと危険すぎますね。前に車がいる時や対向車が見えた時にはローにします」(toonami892さん)

「車が多い市街地では、あまりハイビームにはしていませんが、車が少ない道や市街地でも上り下りが多い道ではハイビームです」(KING-AIさん)

と、地域差もあるようだが、交通ルール通りに使用しているという意見が多かった。実際のところ、都心などではこのハイビームの規則は有名無実化しているが、法規は知っておいて損はないだろう。クルマの運転は道路交通法で細かく決められているので、機会をみつけて見直してみれば、意外な発見があるかもしれない。

三枝大介(Daisuke Saegusa)