【佐々木希/モデルプレス=3月5日】女優の佐々木希が5日、都内で行われた映画「星ガ丘ワンダーランド」の初日舞台あいさつに、女優の木村佳乃、俳優の中村倫也らとともに登壇した。同作の1つのテーマである“落とし物”にちなみ、人生最大の落とし物を聞かれた佐々木は「すごく悲しかった」というエピソードを披露した。
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◆佐々木希「すごく悲しかった思い出」を語る
佐々木は小さいころに親戚のおじさんの家に行った際にお小遣いをもらったそうで「自分的には大きな額だったので、お財布を買ったんですけど、その後にカラオケのトイレに行って、忘れてしまってすぐなくしました」と回顧し、「すぐに戻ったんですけどもう無くて、すごく悲しかった思い出がありますね」と下を向いた。
一方、木村は大好きだったおばあちゃんの形見であるネックレスを無くしたそうで、「撮影のときは装飾品を外すので、いつもアクセサリーボックスを持っていたんですけど、そのときに限って持っていなくて、ティッシュの上に置いてしまったら、恐らく間違えられて捨てられてしまった」と明かし、「あらゆるゴミ集積場に電話して探したんですけど、それが無くなったときは、本来カラッとした性格の私も落ち込んで、今でも思い出すと悔しいですね」と唇をかみしめた。
◆難役に挑戦―役作りを語る
同作は、星ガ丘駅の落し物預り所で働き、落とし物の持ち主を想像しては名札の裏に似顔絵を描き、落とし物の今までを想像することを日課にしている青年・瀬生温人(中村)のもとに、幼い頃に自分を捨てた母親(木村)が自殺したという報せが届いたことをキッカケに、温人の知らなかった事実や過去が明らかになっていくミステリー作品。
母の死によって、今まで合わなかった義兄の温人と出会うという心情的に難しい役を演じた佐々木はどのように解釈し演じたか聞かれると「七海はずっと自分の思っていることを言えずに我慢して、健気に生きてきた人間だなと思ったので、大きな動きをせずに、内に秘める想いを出せたらいいなと思いました」と明かした。
◆中村倫也は「頼れる先輩」「安心して飛び込める」
また、主演した中村と共演した感想を求められると「何度も共演させてもらっていて、本当に頼れる先輩で、安心して飛び込めるというのは、こういうことなんだなって改めて強く思いました」と告白し、「現場での集中の仕方や、皆さんへの気の配り方とか、改めて私もこうでいなければならないんだなという風に思いましたね」と絶賛。これに中村は「ぜひ書いてください」とご満悦だった。
このほか、同舞台あいさつには市原隼人、高橋曽良、佐藤優太郎、柳沢翔監督も登壇した。(modelpress編集部)