JR東日本横浜支社はこのほど、車内で伊豆の味覚が楽しめるイベント列車「伊豆のまんま号」を3月27日に運行すると発表した。2015年1月から8回にわたって運行された同列車は、今回が最後の運行となる。
当日は485系ジョイフルトレイン「いろどり」を使用し、東京~伊豆急下田間で1往復運転。旅行商品として企画され、伊豆急下田駅で下車して現地ガイドによるツアーを楽しむ「下田市内散策コース」と、伊豆高原駅で下車し、約3kmにわたる桜のトンネルなどを鑑賞する「伊豆高原桜まつりコース」の2つのコースを設定する。
どちらのコースも、乗車時にウェルカムドリンクとして「さくらのお酒」を1人1本プレゼント。未成年やお酒の苦手な人にはソフトドリンクも用意する。往路の車内では熱海「ファーム高輪倶楽部」の創作懐石料理、復路の車内では「石海花別邸うさぎ」特製のアフタヌーンティーセットを提供。復路の4号車イベントスペースでは、JR東日本東京吹奏楽団による車内演奏会が開催される。
東京駅発着の旅行代金は、伊豆高原桜まつりコースが大人1万6,000円・こども1万3,700円、下田市内散策コースは大人1万7,500円、こども1万4,000円。品川駅・川崎駅・横浜駅・大船駅小田原駅発着の設定もある。3月11日14時から、首都圏エリアのおもなびゅうプラザ各店舗、びゅう予約センターで販売開始。申込みは2名以上での参加が条件となっている。定員50名。
(佐々木康弘)