1カ月後にやってくる新年度を間近に控え、初々しかった新入社員も気づけば立派な社会人の顔つきになっているころ。後輩の姿を見て頼もしく思う人も多いはずだ。しかし、新人によっては、この1年間でやり残したことがある人も多く、「まだ新人時代が終わってほしくない…」なんて人もいるよう。そこで、「新人世代会社員」に、どんな後悔があるのか調査。また、同じ質問を30~40代の「中堅社員」世代にも聞いて、それぞれの特徴を比較してみた(協力/アイリサーチ)。
〈新人の時にやらないで後悔したことTOP10〉
1位 上司や先輩とコミュニケーションをはかる 24.0%
〈新人の時にやらないで後悔したことTOP10〉
1位 資格の取得 24.0%
新人世代の後悔第1位は「コミュニケーション」。全体の4分の1が、積極的にコミュニケーションを図れなかったことを悔やんでいる。仕事に慣れるのが精一杯で、上司や先輩との関係性にまでは手が回らなかったということか。逆に、中堅世代は「資格の取得」や「貯金」など、給与でのUPも含めたお金に関する後悔が多い。社会経験を積んだからこそ見えてくる現実なのだろう。
ちなみに「やらないで後悔したものはない」と自信をもって言い切った人の割合は、新人→39.5%、中堅→22.5%。30代、40代に突入し、仕事で管理職を任されたり、より大きな仕事に携わったりして、結果的に新人時代の後悔はなくなっていくのかもしれない。
何事も挑戦するのに遅いことはない。やっていなかったことに気づいた時こそ、動き出すチャンス!?
(有竹亮介/verb)
※当記事は2016年03月04日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。