絵師は同人作品と聞かされていた!おそ松さん似すぎアプリ炎上で絵師の方が説明 | ニコニコニュース

絵師は同人作品と聞かされていた!おそ松さん似すぎアプリ炎上で絵師の方が説明
おたくま経済新聞

人気アニメ『おそ松さん』に登場する六つ子達。その六つ子設定にそっくりなアプリがリリース予定と発表され3月頭頃からいわゆる「パクリ」騒動が起きている。

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アプリを発表したのは、2015年に設立されたカタムスビ。前作はGoogle Playから『トキメキオフィスラブ』というゲームを配信している。
問題となった今作では、おそ松さんと同じく登場キャラクターが六つ子という設定。それだけならまだしも、発表したイラストには六つ子達と同じく色違いのパーカーを着用しているなど共通する点がいくつかみられ騒動に発展していた。

■絵師は同人作品と聞かされていた

そのイラストを担当した人物(以下、絵師)が3月4日、自身のTwitterを通じて状況を説明。それによると、今回騒動を起こしたカタムスビとは知人を介してのつきあいで、前作(トキメキオフィスラブ)のイラストは仕事として正式に受注したという。

しかし、今回の二作目についてはそうした話はなく、ただ知人からは「同人ゲームを作りたい」と相談され、描いたものとの事。そのため、「あくまで二次創作物であって、キャラ名まで変えて商業利用されるとは聞いておりませんでした。」と念を押して説明している。なお、この件については既に先方には連絡済みで、イラスト使用停止を求めたところ、謝罪の言葉を得ているという。 今後については「相手様(カタムスビ)から正式な発表は後ほど頂けると思います。」と、何らかの発表がある事も報告。そして投稿の最後では、「自分の考えが甘かったせいで、このような事が起きてしまいました。たくさんの方にご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした。」と謝罪の言葉も綴られている。

絵師の方の投稿から約半日たった現在、カタムスビからこの件についての発表はまだ行われていない。しかし、絵師の方が絵の使用停止を求めた事により少なくともこの形としての作品リリースは見送られる事になるだろう。

(文:HideI)