3月は、間近に迫った新年度や新しいライフステージへの期待に心が躍る時期。特に新社会人にとっては、「オトナ」としての責任や義務を背負うようになる人生の大きな節目になるとともに、恋愛面でも大きな転換点を迎える。
交友関係が広がり、価値観も変化すれば、魅力を感じる異性のタイプもおのずと変わってくる。また慣れない環境では恋愛どころでなく、学生時代からの恋人や新しい出会いとも疎遠になることもあるかもしれない。
社会人になってからの恋愛は、どうやって実らせたらいいのだろうか。社会人の先輩たちからポイントを学ぶべく、Facebookを利用した恋愛・婚活マッチングサービス「pairs」の男性ユーザーから寄せられた回答を探ってみた。まずは男性編。
■「社会人と学生の恋愛は違う」は本当?
ハウトゥー紹介のその前に。肩書きは変わったとしても、ひととしての本質は突然には変化はしない。実際のところ、恋愛に対する気持ちがそこまで違ってしまうものなのだろうか。
「学生と違い自由な時間が限られているので、時間に関する感覚のズレが埋められないともめることが多い」「恋愛が仕事に影響されるのは社会人じゃなさそう」「大人なのだから仕事が本分! 生活基盤あっての恋愛」
多くの日本人にとって、仕事は生活のなかでの最優先に位置づけられる。学生時代は恋愛が占めたかもしれないその場所を明け渡さざるを得ない時が来てしまったのだから、意識の一新はむしろ社会人として行うべきの最初の一歩!
■“卒業”すべきな恋愛関係は
センパイたちが心がけている点は2つ。ひとつめは「お互いの仕事に支障が出ないようにする」。
「仕事に支障が出ると恋愛も上手くいかないしデートだってつまらなくなる」「仕事に支障をきたすような関係は論外」「仕事の負担になるような付き合いは長続きしない」「相手の仕事を邪魔すると嫌われるから」
実際に働き出せば、他人の仕事ぶりも気になるもの。自分が頑張って仕事に向き合えば向き合うほどそうじゃない相手へは魅力を感じなくなるだろうし、足をひっぱるような関係を強いるパートナーなら、学校とともに“卒業”を検討するべきなのかもしれない。
■仕事も恋愛も「報・連・相」
もうひとつは「こまめに連絡をとる」だった。
「仕事メーンの生活の中では、デートのアポは早めにとること」「時間の自由度が限られたなかでお互いにストレスを感じないためには、コミュニケーションを取ることが大切」「情報は大事」
いついかなるシーンでもコミュニケーション能力の適切な発揮を求められる現代日本。その基本は「報告、連絡、相談」の徹底から成り立つ。相手の信頼を得るために必要な方法に、公私の区別はない。同じ理由で「デートの約束を早めに決める」「恋愛について悩みすぎない」なども挙げられていた。
相談は相談でも「仕事関係の愚痴は極力言わない」も大切。「相手の仕事のことは口出ししない方がいい」「愚痴を聞いても気分はよくならない」「仕事の愚痴で喧嘩になったら意味がないから」。仕事でストレスを抱える分、私的時間ではその重荷から解放されるような恋愛関係を築きたい。
仕事の基本的な進め方「PDCA(計画・実行・評価・改善)」は、恋愛面でも存分に応用可能なものだ。ステキな恋のための入念な計画や準備を行い、順調な関係を育くむよう常に改善に取り組む。プライベートで実践経験を積んでいれば、仕事でもきっと役に立てられるだろう。そして仕事ができる男性は、大抵モテるものだ。
次回は、センパイに学ぶ新社会人の恋愛の実らせ方・女性編。
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情報提供元:「pairs」
(フィナンシェ西沢)
教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)