雨隠ギド氏原作の漫画「甘々と稲妻」が、7月からテレビアニメ化されることが決定した。
原作漫画は、2013年から「good!アフタヌーン」(講談社刊)で連載中。ひとり娘のつむぎとふたりで暮らす高校教師の犬塚公平は、ふとしたきっかけから教え子の小鳥と3人で食事を作って食べることに。料理はできないものの、おいしいご飯は大好きな3人が繰り広げる、賑やかで心温まる日常を描く。公式ホームページでは先行プロモーションビデオが公開中。
監督は「一週間フレンズ。」の岩崎太郎、シリーズ構成は「新テニスの王子様」の広田光毅、キャラクターデザインは「ささみさん@がんばらない」の原田大基が務める。アニメーション制作は「弱虫ペダル」のトムス・エンタテインメントが行う。
メインキャラクターを演じるキャストも発表された。妻を亡くし、娘・つむぎを男手ひとつで育てる公平役に「おそ松さん」の中村悠一、公平の娘で食べることが大好きな女の子・犬塚つむぎ役に、現役小学生で「ばらかもん」にも出演した遠藤璃菜、料理研究家の娘でありながら料理ができない飯田小鳥役に「赤髪の白雪姫」の早見沙織が選ばれている。
原作者の雨隠氏とメインキャスト陣からのコメントも到着した。雨隠氏は「アニメでより一層おいしそうに食べるつむぎ達が楽しみ」とアニメ化への期待を話している。中村は「原作の持つ温かい雰囲気を表現しきれるよう精一杯演じたい。 共演者も楽しそうな方たちなので、今から収録が待ち遠しい」、遠藤は「(同作は)本屋さんで見つけた大好きな漫画。つむぎ役を演じられて、すごく嬉しい」、早見は「読んでいて心温まる、そしておいしいご飯が食べたくなる、そんな素敵な作品に関わらせていただけて本当に嬉しいです。素朴でほがらかな小鳥さんを、楽しみながら演じたいです」と意気込みを語っている。