●ハード市場はプレイステーション4が4ヵ月ぶりの月間販売台数首位
ファミ通調べによる、2016年2月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データが発表された(集計期間は2016年年2月1日~2月28日の4週分)。
ソフトでは、プレイステーション Vita用ソフト『艦これ改』が15万6884本を販売してトップに。ニンテンドー3DS用『真・女神転生IV FINAL』が12万2648本をセールスして、それに続いている。ハードでは、10万9867台を販売したプレイステーション4が、4ヵ月ぶりの月間販売台数首位となっている。
【家庭用ゲームソフト 月間売上本数】
【家庭用ゲームハード 月間売上台数】
【家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数】
【2016年2月期の家庭用ゲーム市場について】
月間ゲームソフトランキングでは、新作の「艦これ改」(角川ゲームス/2016年2月18日発売/Vita)が15.7万本を販売し、首位を獲得しました。「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」(スクウェア・エニックス/2016年1月28日発売/Vita・PS4・PS3)は、PS Vita版が3位、PS4版が9位、PS3版が12位と、1月期と同様に上位を維持しています。3機種合計の月間販売本数は19.0万本と、タイトル別では前月に続きソフト市場でトップの売り上げとなりました。
そのほかの新作では、「真・女神転生IV FINAL」(アトラス/2016年2月10日発売/3DS)が12.3万本を売り上げ、2位にランクイン。4位にPS4版がランクインした「進撃の巨人」(コーエーテクモゲームス/2016年2月18日発売/Vita・PS4・PS3)は、3機種合計の販売本数が18.5万本に達し、タイトル別では第2位の実績となります。
さらに、「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4」(バンダイナムコエンターテインメント/2016年2月4日発売/PS4)が5位に初登場。「仮面ライダー バトライド・ウォー 創生」(バンダイナムコエンターテインメント/2016年2月25日発売/vita・PS4・PS3)が3機種合計7.3万本、「いけにえと雪のセツナ」(スクウェア・エニックス/2016年2月18日発売/Vita・PS4)が2機種合計7.1万本と続いています。
ハード市場では、本体の価格改定の勢いが続くPS4が、好調な新作ソフトの後押しも受けてトップに立ちました。2015年10月期以来、4ヵ月ぶりの首位で、月間販売台数は11.0万台となっています。また、PS Vitaが8.3万台を売り上げ、月間2位にランクアップしました。
年度末となる2016年3月期は、「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3」(スクウェア・エニックス/2016年3月24日発売予定/3DS)や、「DARK SOULS III(ダークソウルIII)」(フロム・ソフトウェア/2016年3月24日発売予定/PS4・Xbox One)といった注目タイトルが登場します。新たな年度に向けて、ゲーム市場のさらなる盛り上がりが期待されます。
<ファミ通調べ>
(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。
「2016年2月のソフト・ハード売上ランキング速報 ソフトは『艦これ改』が1位に! 」をファミ通.comで読む(※画像などが全てある完全版です)