実力派女優の門脇麦が、福士蒼汰&土屋太鳳が共演する新連続ドラマ「お迎えデス。」に幽霊役で出演することが発表された。門脇といえば、NHK連続テレビ小説「まれ」で土屋との共演が記憶に新しいが、福士とは互いのデビュー作である連続ドラマ「美咲ナンバーワン!!」(2011)以来の再共演を果たす。
田中メカ氏の人気漫画「お迎えです。」(白泉社)を実写ドラマ化。ちょっと偏屈な理系男子・堤円(福士)と猪突猛進な阿熊幸(土屋)が、この世に思いを残した幽霊を成仏させるという不思議なアルバイトを通じて心を通わせていくラブコメディを展開する。
門脇が演じるのは、円の高校時代の同級生・緒川千里。円とのある因縁から成仏できずに幽霊としてこの世に残っており、死神に見つからないよう幸にかくまわれているという役どころだ。門脇は自身の撮影初日、高校時代の回想シーンとして、川沿いの道を円(福士)と寄り添いながら走る場面に臨み、朝の土手を白い息を吐きながら駆け抜けた。まだ手探りの様子だが、「いよいよ始まったという現場の空気に包まれ、私自身もワクワクした気持ちで満ちています」といい、「春らしい温かみのある作品になるよう3カ月間頑張ってまいります」と意気込みを語った。
デビュー作以来5年ぶりに門脇と共演する福士は、「懐かしいねと言いあっていました」と明かし、「同じ作品に出演できることが嬉しいですし、これからの撮影が楽しみです」とコメントを寄せた。
門脇以外のキャストも発表され、見た目は子ども、中身は大人の死神ゆずこを濱田ここね、円の母親・由美子を石野真子、由美子の再婚相手で円の継父・郁夫を大杉漣が演じることが明らかになった。その他、野間口徹、森永悠希、大友花恋、根岸拓哉、比留川游、松川星、小林璃央が名を連ねる。うさぎの着ぐるみを着た死神ナベシマのキャストはいまだ謎に包まれており、続報に期待がかかる。
ドラマ「お迎えデス。」は、4月から日本テレビ系で毎週土曜午後9時放送開始。