ディズニーが贈る、最高にユニークな動物たちの“楽園”を舞台にしたファンタジーアドベンチャー「ズートピア」が3月4日、全米3827館で公開され、公開3日間の興行収入が7千370万ドルという圧倒的な成績で全米オープニング興行成績第1位の大ヒットスタートを記録した。
【写真を見る】本作はディズニーが“夢を信じる勇気”にエールを贈る、感動のファンタジーアドベンチャーだ!
このオープニング成績は、世界的大ヒットとなった「アナと雪の女王」('13年公開、全米5千3百3万9297ドル)や「ベイマックス」('15年公開、全米5千6百21万5889ドル)のオープニング記録を遥かに上回り、ディズニー・アニメーション史上最高の歴代記録を樹立した。(公開から3日間の興行収入/「アナ雪」は11月27からの3日間※先行分は省く/Box Office Mojo調べ、3月7日現在)
この記録的な興行成績を証明するかのように、既に全米で映画を見たマスコミからは、本作を絶賛する声が後を絶たない。
「『ズートピア』はただ楽しいだけのディズニー映画ではなく、まさにディズニーが今まで製作した最高傑作の一つとなっている」(シネマブレンド・ドットコム)、「この作品は本当の意味で全ての要素がそろった作品である。とても面白く、創意に富み、ワクワク感とサスペンスに満ちている」(フォーブス)と、数々の名作を生み続けてきたディズニー作品が強みとする、オリジナリティーあふれるエンターテインメント性の高さに称賛の声が上がっている。
また、ユーモアに富んだポップカルチャー要素と身近に存在する社会問題を織り交ぜながら幅広い世代が楽しめる作品であることを、批評家たちは大絶賛している。
監督たちが掲げる「ズートピアは、まさに人間世界の縮図であり、性別、年齢、学歴、出身地などの違いから生まれる偏見や違いを描いている。その違いを個性として認め合うことができたら、人生はもっと豊かになるだろう」というメッセージは、大人にもターゲットを広げ、今回の「アナ雪」「ベイマックス」超えの要因ともなっている。
鑑賞後には「自分は、誰々はどのキャラクターに似ている」など、ズートピアの住人を身近な人物に置き換えたトークでも世界中がにぎわっているそう。
さらには、全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価では、異例の99%というフレッシュの高評価を維持し、早くも「アカデミー賞確実!」の呼び声高く、絶賛評が飛び交っている。
そんな、世界中に旋風を巻き起こしている「ズートピア」は、日本でも4月23日(土)より公開される。