9日に行われるリオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選最終節で、なでしこジャパンは北朝鮮と対戦する。
4大会ぶりにオリンピック出場権を逃したなでしこジャパンは、北朝鮮戦の前日に大阪府内で最後のトレーニングを実施した。練習後、FW横山久美が記者団の取材に応じ、最終戦への抱負を語っている。
敗退決定後とあって、言葉少なだった横山。「このメンバーで最後までやり切りたい。常にチームのために頑張るだけ。気持ちを切り替えて臨むだけです」と、静かに話していた。今大会2得点という結果について「個人的には手応えがあるのでは?」と話を向けられても「個人の出来については考えていない。チームが勝てなかったから、まだまだ力不足だと思う」と、淡々と語っていた。
北朝鮮戦が今回のチームでの最終戦となる。横山は「チームのために走るだけだと思う」と、短い言葉に抱負を込め、献身を誓っていた。
なでしこジャパンは4試合を終え、1勝1分け2敗の勝ち点4で4位。北朝鮮戦はキンチョウスタジアムにて、19時35分にキックオフされる予定となっている。