10日の日経平均株価は前日比140円95銭安の1万6642円20銭と3日続落して取引を終えた。欧米株安や円高進行を嫌気した売りが先行。上海総合指数の下落も重しになり、日経平均は下げ幅を290円近くまで拡大した。後場になると売りが一巡し、ドル・円が下げ止まったこともあって70円程度まで下げ幅を縮小する場面があったが、戻りは限られた。
業種別では、海運株、非鉄金属株、鉄鋼株などが値下がり率上位。上昇したのは、情報通信株と水産・農林株のみ。(編集担当:宮川子平)