ギャンブルにおいて、日本最大の人口を有するとされる「パチンコ・パチスロ」。一般人だけでなく、テレビや雑誌、ネットをにぎわせる著名人にもパチンコ好きな芸能人は数多い。
芸人では椿鬼奴や宮川大輔、ブラックマヨネーズの吉田敬などがパチンコ狂で有名なところ。他にも元モーニング娘。の後藤真希などがパチンコ好きとして知られている。今出した芸能人に関しては、なんとなくパチンコが好きそうなイメージも湧くかもしれない。
しかし、誰もが知っている"国民的アイドルグループ"のメンバーが「パチンコ好き」だとしたら、驚く人も多いだろう。SMAPの中居正広も、芸能界きってのパチンコの打ち手という話がある。
あの中居がパチンコ台の前に座っている姿を想像するのは少し難しいが、そんな中居を目撃した有名人がいる。同じく"パチンコ狂"で知られる歌手・和田アキ子だ。
14年の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)での彼女の話は以下の通り。和田はいつもバレないように黒ずくめの服装でパチンコを打っているそうだが、ある日、同じように変装したような格好でパチンコを打つ男性を目撃したという。その時は確認しなかったが、なんとなく中居ではないかと思った和田はスタッフにその話をしたそうだ。そして、中居が時々パチンコ店に通っているという情報を聞き、本人だと悟ったという。
その後も、和田は時折「中居パチンコネタ」をテレビで披露。今年1月の『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、昨年大みそ日の『NHK紅白歌合戦』でSMAPと共演した際、「中居くんは、パチンコ屋でよく前会ったので『行ってる?』とか」と、中居にパチンコの調子をうかがったと暴露した。しかし、その"ネタ"に対し周囲は居心地が悪いような、微妙な反応だった。
それもそのはず。中居は天下の「ジャニーズタレント」であり、ジャニーズとパチンコという"ギャンブル"が結びつくのは決してプラスではないだろう。これ以上話を拡げるとイロイロまずいと思って、共演者は微妙な反応になったと推測できる。
実際、元SMAPメンバーでオートレーサーの森且行が、オートレースの宣伝もかねて東海地方で「パチンコ営業」を行った際、店側が「元SMAP 森且行さん来店!!」と銘打ったことにジャニーズ事務所が激怒した、なんて話もある。事務所としては、ジャニーズとギャンブルはできればつなげたくないということなのか。
ただ、JRA(日本中央競馬会)のCMにはこれまでも積極的にジャニーズタレントは起用されてきた。TOKIOにSMAP木村拓哉、中居もイメージキャラクターになったことがある。パチンコと中央競馬......世間的なイメージを見た事務所側のさじ加減ということなのかもしれない。
あの「独立・解散騒動」で日本中を騒がせたSMAP。リーダーの中居は独立を画策した中心の1人として、苦境に立たされているという話もある。たまの息抜きのパチンコくらい、思いっきり楽しんでほしいものだ。