10日の日経平均株価・終値は前日比210円15銭高の1万6852円35銭。ドル・円が上昇したことで投資家心理が改善し、前場は買いが先行する展開となった。一方、今晩のECB(欧州中央銀行)理事会を控えて様子見姿勢も強く、取引終盤は上値の重い動きに終始。東証1部の売買代金は今年最低の2兆431億円だった。
業種別では、パルプ・紙、ゴム製品、繊維製品が上昇。一方、電気・ガス、不動産は下落した。(編集:松浦直角)