【ワシントン時事】米ニュースサイト「デーリー・ビースト」は9日、米軍主導の有志連合が今週に入り、イラクにある過激派組織「イスラム国」(IS)の化学兵器関連施設少なくとも2カ所を空爆で破壊したと報じた。複数の国防当局者の話として伝えた。
有志連合は、イラクで米軍が先月拘束したISの化学兵器の専門家から情報を入手し、空爆を行った。この専門家はISの中堅幹部で、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、化学兵器であるマスタードガスの使用計画などについて供述したという。