【ジュネーブ、パリ共同】シリア和平協議の仲介役を務める国連のデミストゥラ特使は9日、ジュネーブで記者会見し、アサド政権側と反体制派側による「実質的な協議」は14日に再開される予定だと述べた。
協議は数日間続けられ、シリアでの統治や新憲法の制定、選挙の実施といった議題が焦点になるという。
フランスのメディアによると、協議を前にフランス、米国、英国、ドイツ、イタリアは13日、パリで5カ国外相会議を開く。
和平協議は1月末にジュネーブで始まったが、ロシアの空爆などに反体制派が反発、数日後に一時中断された。