夫の酒に燃料用アルコール 殺人未遂容疑で妻逮捕
酒に燃料用アルコール(メタノール)を混ぜて夫(59)に飲ませ殺害しようとしたとして、兵庫県警は9日、殺人未遂の疑いで兵庫県西宮市の女(48)を逮捕した。
県警によると、夫は意識不明の重体。女は混入した事実を認めた上で「殺そうとは思っていなかった」と容疑を否認しているという。県警は、動機やメタノールの入手方法を調べる。
逮捕容疑は3月初旬ごろ、自宅で酒にメタノールを混ぜ、会社員の夫に飲ませて殺害しようとした疑い。
夫は6日午後に体調不良を訴えて病院に行き、意識を失った。治療を受けていた神戸市中央区の病院が不審に思い「メタノール中毒の可能性がある患者がいる」と7日に県警に届け出た。
夫婦は息子(20)と3人暮らし。