KDDIとカカクコムは10日、飲食店向け予約台帳アプリ「ヨヤクノート」の拡販と、両社の強みを活かした飲食領域での新サービス開発のための合弁会社を4月1日に設立すると発表した。
「ヨヤクノート」は、カカクコムが運営するグルメサイト「食べログ」が提供する飲食店向け予約台帳アプリ。電話やメールなどで受けた予約情報をタブレット上で確認・更新できるほか、顧客情報の一括管理も可能だ。
新たに設立される合弁会社では、KDDIが「ヨヤクノート」を導入した飲食店に対し、予約台帳を管理するために必要なタブレット端末を提供する。端末には、必要なアプリの初期設定や飲食店ごとに異なる利用制限などの設定があらかじめ行われているという。
新会社の資本金は300万円。株式のうち51%をKDDIが49%をカカクコムが持つ。代表取締役には、KDDIの金融・コマース推進本部長である勝木朋彦氏が就任する。