土や雪などを掘るための道具「シャベル」と「スコップ」。形や大きさなどが両者の違いになっていますが、実は東日本と西日本で呼び方が真逆になっているとネット上で話題になっています。
東日本では大型のものを「スコップ」、片手で扱える小型のものを「シャベル」と呼ぶ人が多いそう。ところが西日本では大きなものが「シャベル」で、小さな方が「スコップ」と呼ばれています。えええええ、そうだったの!?
果たしてどちらが正しいのでしょうか? 1954年に制定されたJIS規格では足をかける部分があるものを「ショベル(シャベル)」、ないものを「スコップ」としており、厳密には大きさで区別しているわけではないようです。また、地域によっては土などを掘る先のとがったものをシャベル、雪かきなどに使う先の平たいものをスコップと呼ぶこともあるもよう。
地域によって常識が異なる意外な例としてネット上でもたびたび話題になっている「シャベル」と「スコップ」。そもそも「シャベル」は英語で、「スコップ」はオランダ語でどちらも同じものを指す言葉。日本ではいつの間にか大きさの違いをあらわす言葉として使い分けられるようになり、地方によってその意味も変わってしまったようです。