バイエルンに所属するドイツ代表MFマリオ・ゲッツェに、同クラブ退団の可能性が浮上した。9日付のイギリス紙『デイリースター』が報じている。
2014年のブラジル・ワールドカップ決勝で、同国を優勝に導くゴールを挙げたゲッツェ。しかし今シーズンは、ケガの影響もありブンデスリーガでわずか7試合の出場にとどまっている。
同紙によると、ゲッツェは2016-17シーズンから指揮を執ることが決定しているカルロ・アンチェロッティ新監督の構想外となっている模様。同選手はバイエルンと2017年まで契約を結んでいるが、クラブ側も売却に動く構えを示しているようだ。
かつて同選手を指導したユルゲン・クロップ氏が率いるリヴァプールやマンチェスター・U、ユヴェントス、レアル・マドリードがゲッツェの獲得に関心を示しており、夏の移籍市場で争奪戦が予想される。なお、移籍金は3100万ポンド(約50億円)と見積もられている。
現在23歳のゲッツェは、ドルトムントでプロキャリアをスタートし、日本代表MF香川真司らとリーグ連覇を達成した。2013-14シーズンから所属するバイエルンでは、これまで公式戦通算104試合に出場し34得点を記録している。