「一緒に写真」首掴み白鳥死ぬ、旅行者の写真がネット拡散で大炎上。
イルカやサメなど、ここのところ自撮りのためにひどい目にあった動物たちの話題が相次ぎ伝えられているが、今度は白鳥を死なせてしまったという痛ましい出来事が起き、ネットで怒りの声が上がっている。
マケドニアにあるオフリド湖は、欧州で最も古い湖。青く透き通る水面に多くの生態系が残されており、世界遺産にも登録。白鳥やペリカンといった稀少な渡り鳥たちの越冬地でもある。その湖に旅行に来ていたブルガリアの女性が、写真撮影のために湖へと入っていき、白鳥の羽や首をつかんで自分のほうへと引きずりだしたという。目撃者は、女性が撮影を終え、つかんでいた白鳥を放すも水際で動かないままで死亡したと語り、これを地元紙が報道した。
このニュースはすぐさま欧米の各メディアでも大きく伝えられ、ネットでも「愚かな自撮り文化と下劣な女性」「美しい風景や動物と一緒に写真を撮ったからといって、自分が美しくなるわけでもないのに」「誰かが彼女の首根っこをつかんで湖に沈めるべきだったのだ」「人間が愚かさから解放される日がいつか来るのだろうか」と相次ぐ写真撮影による動物虐待に怒りを新たにしているようだ。