アニメには欠かせないキャラクターとして「おネエキャラ」がいます。主人公たちをバックアップする役割だったり、なぜか「良い人」なことが多いですよね。さてそんなおネエなキャラを演じるのは当然ですが男性声優です。そこで今回は、おネエキャラの演技が魅力的な男性声優さんを紹介します。
●福山潤さん
福山潤さんのオネエキャラといえば、『黒執事』のグレル・サトクリフや『イクシオンサーガDT』のマリアンデールが挙げられます。特に後者は女性そのものの見た目だったのも印象深いところ。福山さんの声はやや高めのトーンですが、女性演技をしても完全に女性に至らない「程よいオネエ感」。それが実にいい味を出しています。
●矢尾一樹さん
ロボットアニメの主人公など熱血キャラを多く演じている矢尾さんですが、オネエキャラの演技の印象が強いのはやはり『ONE PIECE』のボン・クレー役の演技のインパクトが強かったからでしょう。あの少ししゃがれたオカマ声は、一度聞いたら忘れないほど個性的。『サクラ大戦』の清流院琴音役も見逃せないオカマキャラでした。
●三宅健太さん
『ジョジョの奇妙な冒険』のモハメド・アヴドゥルなど、低く渋い声が魅力的な三宅さんですが、その低く渋い声のオカマキャラもこれまた魅力的です。特に『マクロスF』のボビー・マルゴはヒゲ面の見た目といい、重要な場面での活躍といい、インパクトが絶大でした。
●小野坂昌也さん
小野坂昌也さんが演じたオネエ言葉のキャラクターといえば、やはり『天元突破グレンラガン』のリーロンを思い浮かべる人が多いでしょう。顔にはお化粧を施している見るからにオネエなキャラでした。イケメン好きで、好みの男性ににじり寄る様は、小野坂さんの演技も相まって「不気味」でしたよね(笑)。
●石田彰さん
まるで本物の女性のような繊細で中性的な声を出すことができる石田彰さん。オネエというよりも、そのまま女性という印象を受けるキャラクターが多くいます。例えば『美少女戦士セーラームーン』に登場したフィッシュ・アイは、見事なハマり役だったといえるでしょう。
●下野紘さん
テレビ番組への顔出し出演も多くされている下野紘さんも、やや高めのトーンの声のため、オネエの演技がハマる声優さんの一人。ラジオ番組などでもたびたびオネエキャラになり、その見事さは気持ち悪いを通り越して絶品です。オネエキャラでなく、実際の女性キャラクターを演じたこともありました。
●小野大輔さん
やや低めの艶のある声が特徴の小野大輔さんも、オネエキャラが意外とハマっている声優さんです。例えば『たまこまーけっと』に登場する花屋のお姉さん(お兄さん?)の花瀬かおるなど、魅力的なキャラクターでした。男らしい、クールなキャラクターを担当することが多いだけに、そのギャップも魅力です。
おネエなキャラの演技が魅力的な人気男性声優さんをチョイスしてみました。ぜひ今回挙げた声優さんの演じるオネエキャラをご覧になってください。そのインパクトたるや、素晴らしいものがありますよ!
(中田ボンベ@dcp)