俳優の藤原竜也さんが13日、映画「僕だけがいない街」(平川雄一朗監督)の公開直前イベントに登場。会場に集まったファンを前にした藤原さんは、冒頭、先月開催予定だったファンクラブイベントがインフルエンザのため中止になったことを謝罪。イベントの前夜に病院で診断されたといい、「突然のキャンセル、本当にすみませんでした」と頭を下げ、「この埋め合わせは必ずしたい」と真摯(しんし)に語った。
この日は、白のさわやかなスーツ姿で「大変なイベントをキャンセルしてしまったので、そのお詫びを込めてビシッとしないと、と思って」と話し、今日は「何でもします!」とやる気十分。ファンからの質問に答えたほか、あすがホワイトデー(3月14日)であることから、抽選でサイン入り特大ホワイトチョコレートをプレゼントし、その後、会場全員に用意したチョコレートをプレゼント。ファンだけでなく、報道陣や関係者などにも、劇中のせりふ「会いたかった」という言葉を添えて、一人一人手渡しする心遣いを見せた。
同映画は「ヤングエース」(KADOKAWA)で連載中の人気マンガを実写化。自分の身に降りかかる“事件”を食い止めなければ、何度も同じ時間を繰り返してしまう「リバイバル」という現象に巻き込まれた主人公・藤沼悟が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるミステリー。悟を藤原さん、ヒロイン・片桐愛梨を有村架純さんが演じる。19日公開。