保護された犬と一緒にケージの中で食事を摂る、そんな光景を撮影した映像が海外にて大きな反響を呼んでいる。
犬と一緒に食事を取っているのは、アンディー・マティスさん。
アメリカ・ジョージア州の街、エルバートンで獣医として働く男性だ。
そして、マティスさんの横にいる犬の名前はグレイシー。マティスさんが勤める病院、グラニット動物ケアセンターにて現在保護されている犬で、保護された当初はほとんど瀕死の状態だった。
その容態はケアセンターでは手に負えないほどの重体で、選択肢として、安楽死が検討されたほどであるという。
結局、センター内では意見がまとまらず、グレイシーを大学病院に連れて行くかどうかの意見をFacebook上にて問いかけたところ、満場一致で「連れて行くべき」の大合唱。
大学病院での治療が決定した。そしてその日の夜、ケアセンターの職員たちがグレイシーを連れて大学病院に急行。
冷え切っていた体温の安定化や輸血などの施術によって容態は安定し、次の日には驚くほどの回復を見せ始めたそうだ。
そもそもこのグレイシーという名前、「もしこのまま回復しないとても、名無しのまま死なせるのはあまりにも可哀想だ」という理由から、大学病院のスタッフたちがつけた名前。
「グレイシー・クレア」というのがフルネームで、グレイシーという部分は、その体毛がグレーであるところから来ているという。
その後回復したグレイシーはケアセンターへと戻り、今では動画のようにマティスさんが世話をしている。
動画の中で、エサを食べているグレイシーだが、最初は警戒して、エサを出してもほとんど食べようとしなかったという。
しかし、マティスさんが一緒にケージの中で食事を摂るようになると、心を開きはじめたのか、少しずつ餌を食べ始めたそうだ。
現在、グレイシーの保護から約1ヶ月が経過、回復は順調で、その経過なども逐一公開されている。
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参照:YouTube(World News And Funny)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)