セイコーエプソンとエプソン販売は3月14日、レーザー光源を採用した3LCD方式のビジネスプロジェクタ6機種をはじめとした全11機種の常設プロジェクタを5月下旬より順次発売すると発表した。
最上位機種となる「EB-L25000U」は、エプソンがこれまで培ってきた3LCD技術に新しく開発したレーザー光源を搭載し、無機の素材でできた蛍光体と無機のLCDパネルを組み合わせることによって、25,000lmの明るさを実現したという。
新製品は3年または2万時間の長期保証となっており、また万が一のトラブルにも対応できる出張修理のアフターサービス体制が確立されている。
そのほかにも、「全方位360度設置」、「自動画質補正機能」、「4Kエンハンスメントテクノロジー」といった機能も搭載されており、大講義室、大会議室、大展示場、ホール、屋外サイネージなど幅広く利用できるものとなっている。
「4Kエンハンスメントテクノロジー」は、1画素を斜めに0.5画素シフトさせることによって、解像度を2倍にして4K解像度を実現する技術となっている。
なお、「全方位360度設置」「自動画質補正機能」の対応機種は、EB-L25000U/EB-L1505U/EB-L1500U/EB-L1405U/EB-L1300U/EB-L1100U。「4Kエンハンスメントテクノロジー」の対応機種は、EB-L25000U/EB-L1505U/EB-L1500U/EB-L1405U/EB-L1300U/EB-L1100U/EB-G7900U/EB-G7400U。
さらに、4K対応レンズやゼロオフセットの超短焦点レンズなど、各種オプションレンズも用意されている。
目標販売台数は、1年間で約5,000台が掲げられた。新商品の価格と発売時期は以下のとおり。
(石原由起)