お花見といえば、日本における春の風物詩の1つだ。近年は日本の花見を味わうために日本を訪れる中国人旅行客も増えており、中国では花見シーズンは旅行代金が上昇する傾向にある。
中国にももちろん桜の木は存在するが、中国メディアの捜狐はこのほど、日本の花見「桜の花を鑑賞しながら酒を楽しむ」ものであり、日本人と同じようなスタイルで花見をすることは「考えるだけでも興奮してしまう体験」であると論じる記事を掲載した。
記事は、日本人が一般的に花見をする際に準備するものを紹介。あくまで日本人と同じスタイルで花見をするうえで必要となるものとして、敷物としての「ブルーシート」や使い捨ての皿や割り箸、使い捨てカイロ、さらにはウェットティッシュや紙コップなどを紹介している。
日本人と同じスタイルで花見をするにしても、何もかも同じでなくても良いとは思うのだが、「花見をするなら日本人と同じように」という筆者のこだわりが感じられる。
さらに日本人にとって花見の必需品の1つとして「ゴミ袋」も紹介している。近年は日本でも花見の後に片付けられずに放置されたゴミが各地で問題となるケースが増えているようだが、記事は「花見の際に出たゴミは各自が持ち帰るルールとなっている」と紹介している。近年は日本で花見を楽しむ外国人旅行客も増えていることから、日本人が見本となるよう、率先してゴミを持ち帰るよう徹底したいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)