ABCテレビで昨年10月16日に単発番組として放送され、深夜帯ながら高視聴率を記録したトークバラエティー「ハッキリ5~そんなに好かれていない5人が世界を救う~」が、4月10日(日)よりレギュラー放送されることが分かった。
【写真を見る】小籔は「関西の芸人にとってのビッグウエーブが来た」と大喜び
レギュラーの小籔千豊、南海キャンディーズ・山里亮太を筆頭に、世間からそんなに好かれていないからこそ嫌われることをいとわず、ハッキリと物申すことができる5人の“サムライ”「ハッキリ5」がスタジオに集結。
日常のささいな出来事から社会問題にいたるまで、建前ばかりの世の中を本音でぶった斬る。世界を救う?切り捨て御免のトークで、日曜の夜はスッキリしそうだ。
「ハッキリ5」のメンバーには、レギュラーメンバーの小籔、山里の他、週替わりで世間からそんなに好かれていない(?)3人が各界から登場。ちなみに4月10日(日)の初回は、ドランクドラゴン・鈴木拓、森三中・黒沢かずこ、インパルス・板倉俊之が出演する。
お笑い芸人、文化人、スポーツ選手、アイドルなど、ジャンルは違えど世の中に対してハッキリと物申したいこと「ハッキリ論」を携えたメンバーが、日常生活の中にあまたある小さな不満から世間を揺るがす社会問題まで、毎回さまざまなテーマを設けてトークを展開。
そのテーマについて、「ハッキリ5」のメンバーが「●●は許せない!」「●●にムカつく!」など、嫌われることを恐れず持論を展開し、それをもとに熱い議論を繰り広げていく。
「本当にそう思う!」と同意する者もいれば、さらに過激な意見をぶちまける者、はたまた異論を唱える者…と、そんなに好かれていないからこそ、好感度など気にせずに好きな事を言いたい放題で、毎回ぶっちゃけトークはヒートアップすること必至だ。
また、スタジオには女性タレントやアイドルなど、世間に好かれているゲストも週替わりで出演。過熱するトークをハラハラと見守りながらも、止まらない5人に好かれている立場からツッコミを入れていく。
その他、VTR企画「必殺!子役人」(仮)では、「フェラーリに乗っている20代の女性は、誰かの愛人である」「昼間からサングラスをかけている人はSNSに自撮りをアップしている」など、世の中に存在する“本人には聞きづらいウラ常識”をリサーチする。
それをリポートするのは、ピュアで無邪気な“ちびっ子リポーター”たち。話題の人気子役なども登場し、子供ならではの純真無垢(むく)かつ遠慮のないリアクションで、ちまたのうわさを検証していく。
小籔は「小さいときから大阪のテレビを見てきた僕からすると、この枠でMCをさせてもらえるということは、関西の芸人にとってのビッグウエーブが来たと思っていますので、ここはバチーン!いきたいと思います。皆さんもご存知の通り、最近の私のテレビ・ラジオ業務は横ばいですので、一時期の勢いを失っております。
ここら辺りで『一発かまさな!』と思っていたところにこの仕事が来ました。最近は『好感度いらんいらん』と言いながらもちょっと守りに入っていた僕ですが、この番組ではネットニュースを毎日荒らすぐらいの、えげつないことを言いたいと思います」と、意気込みを語った。
一方、山里は「この番組は『歯に衣着せずいろんなことを言いまくる』、それでOKだと、ABCさんから言われていますので、私も小籔さんも、そしていろんな方々が来てくれるということで、皆さんブレーキは楽屋に置いてくる、という約束のもと、いろんなお話をさせていただきたいなと思います。
まず、ABCの方々は、いついかなる時でも謝罪ができるように、ちゃんとしたスーツをお買い求めください。そして、記者の方々は、家で見ているだけでスクープが取材できてしまう、僕たちが言ったことを文字で起こすだけでも話題になるという、そんなすてきな番組になっておりますので、ご取材、ご紹介のほど、どうぞよろしくお願いいたします」と、懇願した。
「おまえに言われたくないわ!」と、つい声を荒らげたくなる?「ハッキリ5」の“対象”にならないよう、生活態度をハッキリと改めようっと。