第25回「オホーツクの四季」写真コンテストで最優秀賞に選ばれた作品「征服」(北海道立オホーツク流氷科学センター提供)
共同通信社

 北海道立オホーツク流氷科学センター(紋別市)が主催した第25回「オホーツクの四季」写真コンテストで、海岸に打ち上げられ死んでいるとみられるクジラの上で男性がガッツポーズする作品が最優秀賞(道知事賞)に選ばれた。これに批判が殺到し、同センターは16日までに、最優秀賞は「該当作品なし」として賞の取り下げを決めた。

 同センターによると、撮影したのは北海道北見市の男性で、作品名は「征服」。全国62人118点の応募作品の中から北海道写真協会の女性会員らが審査に当たり、最優秀賞などを選んだ。