コーレルは16日、統合型グラフィックデザインソフトウェアの最新版「CorelDRAW Graphics Suite X8」を発表した。ダウンロード版を3月16日に、パッケージ版を4月8日に発売する。価格は24,800円(税別)から。
グラフィックス / レイアウトデザイン / 写真編集 / Webサイト制作などが行える統合型グラフィックデザインソフトの最新バージョン。ダウンロード版とパッケージ版が用意され、価格(税別)はともにダウンロード版 / パッケージ版が54,800円、アップグレード版が24,800円。パッケージ版には特別優待版とアカデミック版が用意され、特別優待版は44,800円、アカデミック版は24,800円となっている。
今回の新バージョンでは、マルチディスプレイ表示と4Kディスプレイに対応。ワコム製タブレット / デバイスや、Surfaceのスタイラスペンなどにも対応しており、作業スピードの向上と効率化が図れるとしている。
新搭載の「Corel Font Manager」は、簡単に書体やフォントの管理が行える機能。ローカルフォント / オンラインフォントを検索でき、フォントのプレビュー / インストール / アンインストールなどの操作も行える。フォントフィルタ機能も向上しており、フォントの形式 / ウェイト / 幅 / スタイル / サポートされている言語 / OpenTypeなどをフィルタすることで、使いたいフォントを検索できる。
「ガウスフェード機能」では、ドロップシャドウのエッジに適用するガウスフェード効果の度合いを調整可能。そのほかにも、自然に画像を修正できる「修復クローンツール」や、写真内で遠近歪みを補正できる「イメージの傾き補正」ダイアログボックスなどが強化されている。
収録コンテンツは、クリップアートおよびデジタルイメージが10,000点、高解像度デジタル写真が2,000点、OpenType フォントが1,000種類、プロがデザインしたテンプレートが350種類、車両テンプレートが2,000点、1,000点以上の塗りつぶし、フレーム、パターンなど。対応OSはWindows 7 / 8.1 / 10。
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