製菓メーカーから発売されている定番のチョコレートというとどんな商品を思い浮かべるだろうか。人それぞれの定番があり、色々な回答が出そうなテーマではあるが、「DARS」の名を挙げる方は多いに違いない。
「DARS」といえば森永製菓のロングセラーチョコレートで、ダースという言葉通り12個入りの一口サイズのチョコレートがパッケージングされた商品である。調べてみたところなんと1993年から発売されているという。割と最近の商品だと思っていたらもう23年も経っているなんて……。時の流れの速さが怖い。
そんな「DARS」のスペシャルフレーバーを販売する期間限定ショップが東京・表参道にオープンしているのをご存知だろうか。一体どんな特別な「DARS」が並んでいるのだろう。3月29日までの営業だというので、慌てて足を運ぶことにした。
■カラフルで高級感あふれる「DARS」がお出迎え
期間限定ショップ「DARS Chocolat Boutique」があるのは表参道ヒルズの西館1階、通りに面しており、ひときわ目を引く店舗である。
筆者が外観を撮影するために待っていた間にも、「え!DARSの限定ショップだってー!」と大勢の人が足を止め、どんどん店内に人が吸い込まれていく。
店内に入ると、カラフルでスタイリッシュなパッケージが整然と並んでいてとても華やかだ。
「DARS Chocolat Boutique」では12のフレーバーの「DARS」を販売しているのだが、売り切れ次第販売終了となるため、すでに「ヨーグルト&ベリー」、「タルトタタン」という2つの商品は購入できない状態だった。
お店の方に人気商品をたずねてみると、チョコレートにオレンジピールやピスタチオを混ぜた「マンディアン」が特に人気だという。また、女性に一番人気が高いのはゆず風味のミルクチョコレートの上に、さらにゆず風味のホワイトチョコレートを重ねた「ゆず&ミルク」とのこと。こしあん風味のチョコを抹茶が練り込まれたホワイトチョコレートで包んだ「抹茶あずき」も大人気らしく、迷ってしまう。ちょっと変わり種だと感じていた「トマト&バジル」はワインとの相性が良いとのことでそれも捨てがたい……。
■いつもと違うダースの魅力を感じる一粒
迷った末に購入した「マンディアン」と「ゆず&ミルク」を食べてみることにした。「DARS」トレードマークである台形のパッケージをスライドさせると、個別包装された12粒のチョコレートが現れる。
まずはパプアニューギニア産のカカオを使用した「マンディアン」から食べてみる。噛みしめてみると、ドライフルーツとナッツのシャリシャリした食感が感じられ、それぞれの素材の持つ鮮やかな味わいが広がる。それでいて後味はすっきりしていて洗練された味わいだ。
次にエクアドル産のカカオを使用した「ゆず&ミルク」を食べる。こちらは、上半分がホワイトチョコレートになっている。上品な甘みが広がり、ゆずの香りがふわーっと奥ゆかしく立ち上がってくる感じだ。ゆずの風味がチョコレートとこんなに相性が良いなんて! と驚く。
うーむ、どちらも高級感のある味わいで、きっと目隠しをして食べても「いつものDARSより高級なやつだ!」と当てることができるだろう。ちなみにスペシャルなDARSショコラのお値段は税込800円~1500円だ。
プレミアムな「DARS」が楽しめる「DARS Chocolat Boutique」は3月29日まで。混雑する前にお気に入りのフレーバーを探しに足を運んでみて欲しい。
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【店舗情報】
教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)