清原和博被告
共同通信社

 東京地裁は17日、覚せい剤取締法違反(所持、使用)罪で起訴された元プロ野球選手清原和博被告(48)の保釈を許可した。東京地検は準抗告しないとみられ、清原被告は同日中に勾留先の警視庁本部から保釈される見通し。保釈保証金は500万円。

 清原被告は2月2日に現行犯逮捕された。地検は2月23日に所持罪、3月15日に使用罪で起訴し、弁護人は16日に地裁に保釈を請求していた。地裁は、逃亡や証拠隠滅の恐れがないと判断したもようだ。

 起訴状では2月1日ごろ、東京都港区のホテル客室で覚せい剤を使用。同2日には港区の自宅で、覚せい剤約0・2グラムを所持していたとしている。