女優の南果歩(52)が17日、自身のブログを更新。初期の乳がんを患っていたことを報告するとともに、舞台『パーマ屋スミレ』のけいこ開始までに「心も身体も快復させることに専念したいと思っています」とつづっている。
「すでに報道でご存じの方もいらっしゃると思いますが、夫の入院時に安心材料のためにと病院に泊まり込んでいる合間を縫い人間ドックを受けました」という南は「その中で、精密検査の必要ありとの診断で再検査を重ねた結果、乳がん ステージ1という最終診断がでました」と経緯を説明。
「『まさか、私が』これがその時の正直な気持ちです」と胸中を明かしつつも「しかし、人間ドックを偶然受ける機会があった私は幸運なんだ、見つけて頂いた事が奇跡なんだと自分に言い聞かせドラマの収録を終えた後、病院に速やかに体制を取って頂き3月11日に手術を受けました」と報告した。
「早期だったとは言っても、乳がんという病には病巣を取り除いただけでは済まないデリケートな問題を多分に含んでいることを、実際に自身が当事者になって初めて理解しました」という南。
「まだまだ乳がんという現実を受け入れるのには時間が必要です。当然、頭では分かっているはずなのに『命には限りがある』ということを、身をもって知る機会にもなりました」と続け「皆さんもご自身で機会を作り検診を是非受けてください、大切な人を悲しませないためにも。このことは私なりに、これからも発信し続けたいと思っています」と伝えた。
今後は、4月からはじまる舞台『パーマ屋スミレ』のけいこ開始までに「心も身体も快復させることに専念したいと思っています」といい、最後は「家族や友人達が差し伸べてくれている温かい手に素直に感謝し神様が決めた寿命まで、ピンクリボンを胸に、命燃やして熱く生きたいと心から思っています」とつづっている。