カシオ、スウォッチ、タグホイヤーと次々と時計メーカーがスマートウォッチ業界に参入していますね。テクノロジーの進化で今後もどんどんとウェアラブル・デバイスが開発されるのは間違いないように思います。
スマートウォッチ以外でも、皆さんご存知JINS MEMEを初め、ベルト、ネイル、ディスプレイ・ゴーグル、とすでにいろいろな部位に装着できるタイプがありますが、やはりウェアラブルといったら現在の主流は手首なわけです。でも、手首につけるからといって時計である必要はないわけですよね。
こちらのYodel UPはウィンタースポーツ中もグローブの上から付けられるウェアラブル。自分のスマートフォンと接続して、友達とのトランシーバーとしても使えるほか、スマホで再生する音楽をコントロールすることができます。
考案者であるDariusさん自身ももちろんスノーボーダー。彼は大の音楽好きでスノーボード中にも音楽を聞くそうです。でもスマートフォンから音楽を聞いていると、一時停止、ボリュームの調節、プレイリストの切り替えをする度にいちいちポケットからスマホを取り出して、グローブを脱いで...と結構めんどくさいですよね。音楽じゃなくても、一緒に滑りに来た友人と連絡を取ろうとしてスマホを取り出したらリフトの上から落としてしまう!なんて事故もよくあります。でもYodel UPを使えばもっと気軽に音楽が聴けて、友人たちとも連絡がとれるとのこと。
Yodel UPは現在、Kickstarterで資金調達中。プレ・オーダーの値段は100ドル(約11,000円)となかなか値が張りますがウィンタースポーツ愛好家からすると価値のある投資なのかもしれません。でもこれ、1人だけ持ってても価値は半減ですよね...
最近はKickstarterも失敗プロジェクトの話がたくさん出てきています。もちろん自己責任での投資となるわけですが、Yodel UPは少なくとも実際に動くプロトタイプを作るところまではできているようです。
source: Kickstarter
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(塚本 紺)