黒木瞳初監督作「嫌な女」予告編で吉田羊&木村佳乃が女の本音をぶつけ合う! | ニコニコニュース

吉田羊&木村佳乃がダブル主演
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女優・黒木瞳が映画監督に初挑戦する「嫌な女」で、ダブル主演を務める吉田羊と木村佳乃が女の本音をぶつけ合う予告編が公開された。

【動画】「嫌な女」予告編

桂望実氏の同名小説にほれ込んだ黒木監督が自ら出版社へ手紙を送り、映画化権を獲得。それから4年を経た2015年夏、念願のクランクインを果たし、このほど編集作業を終え、女性ならではの視点と奥行きを持つ作品が完成した。映画初主演の吉田扮する堅物弁護士と木村演じる天才詐欺師、境遇も立場も異なる2人の女性の交流を通し、人生の豊かさとは何かを問いかける。

順風満帆の人生を送るはずだったが、仕事も結婚生活も上手くいっていない弁護士の徹子(吉田)は、心に空白と孤独を抱えていた。そんなある日、婚約破棄で慰謝料を請求されたという、同い年のいとこ・夏子(木村)がやってくる。子どもの頃から夏子が大嫌いだった徹子だが、しばらくぶりの再会を果たしたその日から、天性の詐欺師である夏子に振り回される。

予告編では、孤独で真面目な徹子と奔放で恋多き夏子が、「あなたと一緒にいたら、あたしどんどん嫌な女になる」「あんた、昔から嫌な女だよ」と本音をぶつけ合い、対照的な女性たちの人生が生み出すケミストリーが感じ取れる。共演者の中村蒼やラサール石井、永島暎子、古川雄大、佐々木希らの姿も確認でき、竹内まりやが歌う主題歌「いのちの歌」が物語に一層の輝きをもたらしている。

「嫌な女」は6月25日から全国公開。