【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)28カ国首脳は18日、ブリュッセルでトルコのダウトオール首相を交えた会合を開き、ギリシャからトルコに難民や不法移民を送還することを柱とした難民抑制策で最終合意した。
ロイター通信によると、送還は今月20日から実施する。難民や不法移民の多くが利用しているトルコからギリシャに向かうルートは、送還措置により事実上遮断され、難民流入が大幅に減少することが期待される。
トゥスクEU大統領は、ツイッターで「全会一致で合意が成立した」と述べた。