国際サッカー連盟(FIFA)は18日、最高ランクの新スポンサーとして不動産業や旅行業などを多角経営する中国の万達集団(ワンダ・グループ)と契約を結んだと発表した。詳細は非公表だが、2030年までワールドカップ(W杯)4大会を含む長期契約。2月にインファンティノ新会長が就任後、最初の大型スポンサー契約となった。
FIFAの主要スポンサーからは14年にソニーとエミレーツ航空が撤退。一連の不祥事の影響で、新たなスポンサー探しが暗礁に乗り上げていた。中国企業がFIFAの最高位スポンサーになるのは初めて。