女優の小芝風花が3月20日、都内の書店で写真集「風の名前」の発売記念イベントを行った。NHK連続テレビ小説「あさが来た」の白岡千代で人気を博す小芝は、初写真集の発売に「びっくりぽんです!」と茶目っ気たっぷりにほほ笑んだ。
小芝は、2012年にドラマ「息もできない夏」で女優デビュー。主演映画「魔女の宅急便」(14)で見せた透明感のある演技が評価され、第57回ブルーリボン賞では新人賞に輝いた。写真集の撮影は高知県で行われ、大自然のなかラフティングや川遊びに興じる小芝の、飾らない魅力があふれる内容となっている。
水着姿も披露しており、「撮影前にダイエットのため、お菓子を断ちました」とニッコリ。そして「プロポーションに自信はないです! でもそれを含めて小芝風花なので、頑張ろうと思っています」と自虐気味に明かしながらも、「最初は水着に抵抗ありましたが、頑張ってみようと思いました。また違う一面を見てほしいです」と健気にアピールした。
着用した水着は「スクール水着」だといい、「その時は(高校生だったため)ぎりぎりコスプレじゃなかったんです!」と苦笑い。さらに「写真集で初めてビキニを着ました。今まで水着を持っていなくて、最後に買ったのは小学校6年生のころ。撮影では白とかブルーとか、いろんな種類を着させてもらいました」と嬉々として振り返りながらも、「恥ずかしくて、自分ではあまり見られないです」と顔を赤らめていた。
またプライベートはインドア派のようで、「ほとんど家から出ないです。趣味の編み物や刺繍をやったり、愛犬と遊んだり、映画のDVDを見て勉強したりしています」と話す。一方で、「『あさが来た』を撮影してから和のものが好きになって、今は桜や梅の花が大好き」とも語っており、「今年の春は、絶対お花見に行こうと思います」と目を輝かせた。
今年3月に高校を卒業しただけに、女優としての今後の抱負も告白。「今まではいい子の役が多かったので、真逆の役をやってみたいです。『いじめの黒幕』とか、こんな人がいたら怖いなという猟奇的な役もやってみたいですね」と意気込んでいた。写真集「風の名前」は、2800縁(税別)で発売中。