"Why Japanese people!?"のネタでおなじみのお笑い芸人・厚切りジェイソン(29)が、20日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)にゲスト出演し、日本の学歴社会に疑問を投げかけた。
経営コンサルタントの"ショーンK"ことショーン・マクアードル川上氏(47)の経歴詐称問題が取り上げられ、ジェイソンは「嘘をつくのはもちろんいけない」とした上で、「実力があればそれは認められてもおかしくない」とも主張。「日本だと学歴がないと報道番組に出られない」と指摘した。
さらに、「実力があるのに活躍できないのはおかしな問題」という意見も。あらためて、「嘘をつくのはいけない」と川上氏の経歴詐称を批判しながらも、「もっと実力で人を判断する仕組みになってほしい」とテレビ業界や社会の在り方に疑問を呈した。
一方、川上氏と親交があるというジャーナリストの堀潤氏は、「メディアという舞台でショーンさんは完璧に演じた」と表現。「私たちはつい肩書や実績で人を判断しがち」と前置きし、「そういったものを取っ払う」ことが必要と説く。「僕らは他の人々を評価する時の評価軸って何を持ってるのかな」と問いかけていた。