白山の魅力さらに発信 エコパーク拡張決定受け
ユネスコによる登録範囲拡張が決まった白山（富山、石川、福井、岐阜）のエコパークを構成する７市村は２０日、石川県白山市で記者会見し、同市の山田憲昭市長は「白山は来年、開山１３００年を迎える。これからも白山の多様な自然環境や、山村文化といった魅力を発信していきたい」と意気込みを語った。
新たに認定された移行地域には、世界文化遺産の、白川郷（岐阜県白川村）と五箇山（富山県南砺市）の合掌造り集落が含まれる。白川村の成原茂村長は「範囲拡張が、合掌造り集落や地域のさらなる発展の起爆剤になることを期待している」と述べた。