より高収入で安定した企業へと、ステップアップを夢見る人は少なくない。しかし、待遇は良くても避けてしまう企業はないだろうか? たとえば、自分の性格と合わない社風の会社。「いくら給料がよくても…」と思うのは当然だろう。そこで、20~30代の男性会社員200人に、待遇面ではいいと思うが、「社風が自分と合わなそうな会社」についてアンケート調査を行った。
■高待遇だが転職したくない企業TOP10
1位 グーグル 178pt
※次点 三菱商事 44pt
なんと、1位になったのは世界的大企業「グーグル」。社員の平均年収が1000万円を超えるとも噂される同社だが、実際に転職するとなると、敬遠されるとは…! また、これに続くのは日本企業の雄「トヨタ自動車」である。実はこの2社、転職先人気ランキングでも、1・2位にランクインしている(1位「トヨタ自動車」、2位「グーグル」)。人気がある反面、敬遠される…そこにはどんな理由があるのか? 回答者に各社を選んだ理由も聞いてみた。
【1位 グーグル 178pt】
【2位 トヨタ自動車 152pt】
【3位 オリエンタルランド 129pt】
【4位 電通 93pt】
【5位 楽天 88pt】
【6位 Apple Japan 70pt】
【7位 ソニー 61pt】
【8位 リクルートホールディングス 52pt】
【9位 資生堂 48pt】
【10位 日本マイクロソフト 45pt】
「グーグル」「トヨタ自動車」については、「レベルが高すぎてNG」との声が多数。憧れよりも、「自分なんかでは務まらない」という控えめな人が多いようだ。そのほか、ユニークな社内文化を持つ「楽天」や、ディズニーリゾートの運営を行う「オリエンタルランド」など、それぞれの特色が肌に合わない、とする声があがっている。
人気企業2社が、避けられる上位2社にもなってしまった今回の結果。「背伸びのしすぎは体に毒」そんな意識を持っている人が多いことがわかった調査となった。
※当記事は2016年03月20日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。