藤子不二雄や手塚治虫が大絶賛した昭和の醤油ラーメン / トキワ荘近くの「松葉」は漫画家の聖地 | ニコニコニュース

東京メインディッシュ

トキワ荘ラーメンライス
700円

平成生まれなのに「昔ながらの醤油ラーメンは美味しいなあ」「昭和の味がする」と言う人がいるが、昭和を知らなくても、そう言ってしまうのには理由がある。昭和時代を駆け抜けたラーメンのみに宿る「歴史」と「安心」が感じられるからだ。そう、それはまさに「昭和味」。

・最上級のシンプル
醤油から最大限の「旨味ポテンシャル」を引き出すことだけに徹した、「最上級のシンプル」。最近のラーメン屋はコッテリ系や奇抜系に走りがちであり、そんな状況だからこそ、昭和時代を駆け抜けたラーメンから放たれる「最上級のシンプル」が際立つのである。

・昔ながらの醤油ラーメン
藤子不二雄や手塚治虫が大絶賛した昭和の醤油ラーメンが、東京都内で食べられる。漫画家ばかりが棲んでいたアパート「トキワ荘」。そこから徒歩30秒もかからない場所にある大衆食堂「松葉」。

ここでは、たとえあなたが昭和生まれだろうと平成生まれだろうと、最上級の「昔ながらの醤油ラーメン」が体験できる(撮影と掲載を許してくださった店主に感謝)。

・漫画家たちが食べていたラーメン
ここは漫画家にとって聖地となっており、多くの漫画家が「藤子不二雄や手塚治虫が大絶賛したい」と思い、この食堂を訪れている。トキワ荘の漫画家たちが食べていたラーメンライスは700円で、非常にリーズナブル。

・スープをすべて飲んでしまうほど美味
麺はやや柔らかめ。食べるとゴリッとしたワイルドな食感が伝わってくるメンマ、そして繊細な醤油の旨味が感じられるスープを「さらにあっさり」に仕上げてくれるワカメ(そのおかげで醤油の塩味が際立って美味い)。あまりにも醤油風味に魅了されてしまい、すべて飲み干してしまった。

たとえ漫画家のファンではなくとも、ここのラーメンは体験しておくべきである。あなどれない味がそこにある。昭和の味は、今もまだ、漫画家たちとともに平成の世を走り続けている。

もっと詳しく読む: 東京メインディッシュ http://main-dish.com/2016/03/21/tokiwaso-matsuba/

松葉
住所: 東京都豊島区南長崎3-4-11
時間: 11:00~15:00 16:00~21:00
休日: なし
http://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13025247/