マーベルコミックス史上最も無責任な破天荒ヒーローの活躍を描く映画『デッドプール』の日本公開が、6月3日から6月1日に前倒しになることが明らかになった。
世界のためでも、人類のためでもでもなく、自分のためだけに闘う、マーベル史上最も無責任で自己中心的なアンチヒーロー、デッドプールに迫る本作。全米で2月12日に公開されるやいなや、米20世紀フォックス映画史上、最高のオープニング記録を叩き出し、『テッド』や『キングスマン』のオープニング成績も飛び越え、R指定作品でも歴代1位に。その勢いはとどまることを知らず、全米ボックスオフィスランキングで3週間連続の1位という快挙まで成し遂げた。
そして今回、一日でも早く鑑賞したいという日本のファンの要望を受けて、公開の前倒しが決定。イイ男はやっぱりレディーファースト（？）なのか、新たな公開日6月1日は水曜のレディースデー。それに伴い公開された映像では、一輪のバラを手に「君のカレシはこれをヒーロー映画だと？ 違うよ、よかったねこれはラブストーリーだ！（笑）」と語りかけてくるデップーなのであった。
高い戦闘力とダーク・ユーモアを交えつつ、軽口を叩きながら次々と敵を倒していくデッドプールを演じるのは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』に引き続き、ライアン・レイノルズ。誰もが思い描く“ヒーロー像”を破壊し、笑っちゃうほどアクロバティックなアクションシーンに、ラブロマンスも盛り込まれた本作に期待が高まるばかりだ。（編集部・石神恵美子）
映画『デッドプール』は6月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開