小田急レストランシステムが運営する「箱根そば」はこのほど、北欧トーキョーのベーカリーチェーン「HOKUO」とコラボレーションして、「明太チーズフランス天そば」(税込390円、新宿駅構内の本陣店のみ税込450円)を「箱根そば」全店舗で、「箱根そばコロッケパン」(税込230円)を「HOKUO」全店舗で発売した(一部店舗を除く)。"そばとフランスパン"、"パンとそば"、それらの相性はどうなのだろうか!?
○明太フランスパンを天ぷらに!
まずは「明太チーズフランス天そば」から。同商品は、明太子とチーズをトーストしたフランスパンをそばにトッピングしたもの。「HOKUO」で販売しているフランスパンを使用しており、下半分は天ぷらになっている。広報担当によると、「そのままトッピングしても良かったのですが、やはり箱根そばのウリはそばと天ぷら。食感を楽しめるように、下半分にだけ衣を付けました」とのことだ。
「明太チーズフランス天」をひと口食べてみると、そばつゆがジュワっと染み出てきた。油揚げにも似ているが、表面のさくっとした食感はフランスパンならではのものだろう。明太子とチーズがリッチな味わいに仕上げていた。
○焼きそば……ではなくそばを挟む
一方の「HOKUO」では、「箱根そば」の人気商品「コロッケそば」を総菜パンとして提供している。「箱根そば」のそばつゆを染みこませたそばとコロッケ、紅しょうがを挟み、コロッケは「箱根そば」で提供されているコロッケ同様、カレー味に仕上げられていた。
一見すると、焼きそばコロッケパンにも見える同商品。実際に食べてみると、そばつゆの味をほんのりと感じる。紛れもなくそばだ。カレー味のコロッケはどこか懐かしさを感じる味わいで、そこに紅しょうががアクセントとして加えられている。優しい味を堪能できる一品だった。
このコラボレーションは、「箱根そば開業50周年キャンペーン」の一環として行われている。販売期間は3月27日まで。
(福田啄也)