レアル、デ・ヘア獲得へは乗り出さず…ナバスに新オファー提示へ | ニコニコニュース

マンチェスター・Uでプレーするデ・ヘア [写真]=Getty Images
サッカーキング

 レアル・マドリードが今シーズン終了後の移籍市場で、マンチェスター・Uに所属するスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの獲得に乗り出さないことが明らかになった。21日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。

 同紙によると、ドイツ通信社『DPA』に対し、匿名希望のレアル・マドリード関係者から情報が入ったという。同関係者は「ケイロル・ナバスこそがファンのお気に入りの選手だ。彼のパフォーマンスはトップレベルまで引き出されている。デ・ヘアを含めて別のGKを探す必要はない」と発言した模様。レアル・マドリードに所属するコスタリカ代表GKケイロル・ナバスの今シーズンの成績を評価し、オフにGKの獲得へ動かない方針であることを示した。

 現在29歳のナバスは、チャンピオンズリーグでデビュー以来720分間無失点を継続するなど、スペイン代表GKイケル・ カシージャスが去ったクラブの新守護神として躍動。先日、スペイン紙『アス』が行った調査によると、サポーターの79パーセントがデ・ヘアよりナバスをレアル・マドリードの守護神に支持しており、そのプレーに今や誰もが信頼を置いている。

 今シーズンの活躍を考慮して、レアル・マドリードはナバスに対して新オファーを提示するようで、同選手は給与の増額が見込まれている。

 昨夏の移籍市場では、デ・ヘアのレアル・マドリード加入が目前まで迫ったものの、書類が受理されないままスペインの移籍期限が終了し移籍は成立しなかった。今夏に再び獲得へ可能性も報じられていたが、ナバスの想像以上の活躍で、移籍資金を他の補強ポイントへ使用されることになったようだ。