大人の恋愛。これは、人生は理想とか綺麗ごとばっかりじゃないってことを知った上でする、ちょっとほろ苦い恋です。
でも、結婚とかして人生のパートナーを見つけるのも、この「大人の恋愛」を通して。子供の恋愛は楽しいけど、人生を決めるほど重要なものにはなりません。大人の恋愛をできるようになったとき、本当の意味で人生を左右する恋ができるようになるとも言えますね。
この恋愛をするにはまず当然、大人にならなくちゃいけません。大人になるっていうのは、理想とはかけ離れた現実をしっかりと正面から受け止めるってことなんじゃないでしょうか。
そこで今回は、元No.1キャバ嬢のナナミ・ブルボンヌさんに「大人の恋愛をするために認めるべきこと」について聞いてみました。
「『愛されたい』というのは多くの女子の本音です。けど、自分はなにも努力してないのに、ただ存在そのものを愛してくれるなんて思ったら大間違い。努力もせずに愛されるなんて、相当の美貌と完璧な性格の持ち主だけができること」
「私を全部そのまま受け止めてくれる人」に憧れる人もいるかもしれませんけど、私もこんな人いないと思います。
少なくとも、私は会ったことはありません。それに、努力して愛してもらったほうが、恋が楽しいじゃないですか。楽して幸せになんてなれませんよ。
「『ずっと』という言葉を忘れること。どんなに長続きしてるカップルも夫婦も、一度は必ず片方が他方に飽きていた時期があるはずです。必ずです。この時期を乗り越えることが、『長続きする』ってこと」
「長続き」っていうのは、「一瞬も気持ちを切らさないこと」じゃなくて、「気持ちが切れたときもうまく別れずにやりすごすこと」なんですね。これには、飽きられた側の努力とあとは運も必要ですね。
「自分にとって、顔も性格もパーフェクトな人というのは、もう存在しないものと思ってください。こういう女子が、結婚できないタイプの典型です」
一度も会ったこともない理想の王子様を自分のタイプって思い込んじゃうと、ほぼどんな男子も好きになれません。ストライクゾーン広めの人ってむしろ、男女問わず幸せになっている人が多い気がしますしね。
「真剣に将来を考えているなら、早いうちからお金の話をしておくこと。とくに貯金ですね。一緒に住むにも結婚するにもなんでも一番大事なのはお金。男性選びでも、やっぱり大事」
これも現実的ですね。でも、ここらへんは男子よりも女子のほうが敏感なので、あなたがしっかりとカレの金銭感覚をリードしてあげましょうね。
「結婚したい!」って2人が一番思ったピークの時期に結婚できるのが一番幸せですし、そのためには貯金が必要です。
どうでしたか? こういうのを認めちゃうのはなんだかさみしい気持ちにもなりますけど、それが大人になるってことかもしれませんね。
今は自由で楽しい恋愛をしつつ、いつかこういう事実を認めなくちゃいけないってことは頭の片隅に置いておいてほしいです。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)(伊東亜梨沙/モデル)