【ハバナ時事】キューバ訪問中のオバマ米大統領は22日、首都ハバナの大劇場でキューバ国民に向けて演説し「自由に政府を批判し、平和的に抗議することは普遍的な権利だ」と、同国の民主化の重要性を訴えた。大統領は、自らの歴史的な訪問について「米州の冷戦の名残を葬るためにハバナを訪問した」と強調した。
大統領はこの中で、「米国はキューバ政府だけでなく、キューバ国民との関係も正常化する」と表明。「有権者は自由で公平な選挙で彼らの政府を選ぶことができるべきだ」と語った。その上で「キューバの変革へ行動するかどうかは、あなた方次第だ」と明確に呼び掛けた。