一度は諦めた相手と結ばれることも! “縁”はキープすべきなのか | ニコニコニュース

一度は諦めた相手と結ばれることも! “縁”はキープすべきなのか
独女通信

結婚という目的に向かって急ぐ適齢期の女性たちは、「結婚がナイなら縁を切って、早く次に行きたい」「無駄な時間は使いたくない」という気持ちにもなりやすい様子。

ただ中には一度諦めた異性と、のちに交際や結婚をした……なんて例もあるようで、完全には縁を切ってしまわないほうが自分のため、という考え方もできるでしょう。

独女通信では、こうした恋愛の実例についてアンケート調査してみました。

■ ダメだと思っても、「半年〜1年」は縁を保つべし!?

一度諦めた男性と交際した経験がある女性は、思ったよりも多数存在しました。「告白し、彼女がいると断られたので諦めていたのですが、後日、『俺の事まだ好き?』と電話がかかってきた」なんて逆転エピソードもあれば、「彼女ができたと報告され、告白してないのにフラれた形に。別れたと噂で聞いていたが、2年後に友達の結婚式で一緒に幹事をやり、そこから頑張って交際まで持ち込んだ!」という“粘り勝ち”の例も。「彼女がいても、後々うまくいくケースがある」という事実は心得ておいて損はないかもしれません。

こうした経験のある女性たちに交際までの期間も尋ねてみたところ、「知り合って半年」という回答が最多。続いて多かったのが「1年」でした。他にも「2年」という人、「4年」「5年」「5年半」、さらには「10年」という長距離選手も複数いました。出会ってすぐに「付き合えないな」と思っても、せめて「半年〜1年」くらいは縁を切らずに粘ってみると、気持ちや状況が変化することも期待できそうです。

中には、結婚にまで至った例も。「大学時代に私から告白し、『今は誰とも付き合う気ない』と振られて諦めた相手が、今の主人です」という人も。振られた後もずっと友達で、10年目に交際、12年目に結婚。「彼曰く、トキメキはなくても家族にはなれると思ったそうです」……とのことでしたが、年齢による恋愛や結婚観の変化は大きいもの。結婚を考える年齢になって旧来の友達を見渡してみると、意外な魅力に気付けるケースもあるようです。

同じ10年選手でも、こちらは青春時代の出会い。「知り合ったのは中1、付き合ったのは23歳。5年間交際して、28歳で結婚。30歳で息子が生まれました」「中学生の同級生で、当時は嫌いで話すことはなく、成人式で再会。気にはなっていたけれども疎遠になり、その2年後に再会して付き合いました」といったエピソードもありました。学生時代の出会いってあなどれないのだな…としみじみ。相手を探している人は、とりあえず同窓会は出席しておいて損はないのかも!?(笑)

■ 「長い片思い」に終わることも。SNSのお陰で縁は切れにくくなった!?

一方で、「追いかけるのは苦手なので、諦めた段階で終わり」「長い片想いに終わってしまっただけでした」といった不成功組もいました。「告白して振られる」「彼女がいる」など一応の結果が出ている場合は、一旦心ではきっぱり諦める努力をしながらも、“連絡できない状態”になるのまでは避ける、くらいが適当なのかもしれません。

とはいえ、今はSNSという便利なツールがあるので、一度縁を切っても繋がり直すことも難しくないようです。「自然消滅した相手をSNSで見つけ、ダメ元でメッセージを送ったら返信があり、以来15年グレーな関係が続いている」という人も。そのほか、「職場恋愛だからと一度は断られた上司と5年後、転勤を機にお付き合いに至り、また次の転勤で離ればなれになって別れ、今はまた友達に戻りました」など、かなりの紆余曲折を経た例も見られました。

一度、恋愛感情を抱いてしまうと未練や寂しさ、恨みなどのマイナスな感情を抱いてしまうこともありますが、時が過ぎれば平穏な気持ちに戻り、“再びの出会い”を果たせることもあるもの。何が起こるか分からない人生、「来るもの拒まず、去る者追わず」くらいの潔さで、人との縁は大切にしていきたいな…と思った次第です。皆さんは一度諦めた異性と、のちに交際に至った経験がありますか?(外山ゆひら)