4月2日から順次、稼働するアーケードゲーム「プリパラ」の新シリーズ「神アイドルシリーズ」が24日、東京都内で行われたタカラトミーの関係者向けの商談会で公開された。これまで、手に入れたコーデ(衣装などのアイテムのカード)は、基本的に同一のマネジャー(プレーヤーごとに振り分けられるゲームをサポートするキャラクター)でしか使用できなかったが、異なるマネジャーのコーデも使用できるようになり、プレーヤー同士が簡単にコーデを貸し借りして、ゲームを楽しめるようになる。また、新キャラクターの女神ジュリィが“降臨”するほか、マイク型の玩具「サイリウムジュエルマイク」に対応するなど新機能が搭載される。
ゲームを開発するタカラトミーアーツのAM事業部の大庭晋一郎さんは、新シリーズについて「一般的にゲームを何年か続けていると複雑化する傾向があるが、シンプルにすることをテーマとしている」と説明。コーデの貸し借りが簡単になることについて「要望が多かった。姉妹や友人と簡単にコーデを貸し借りできるようになり、プレーヤー同士が“同盟”を組んでゲームを楽しめるようにした」と話している。
女神ジュリィは、ライブステージ終了後のプリチケ印刷直前の画面で、運がいいと、ランダムで登場。「神チャレンジライブ」が発動し、ジュリィから「サイリウムタクト」が与えられ、ゲーム内で特別なコーデにチェンジする。「サイリウムジュエルマイク」はハート型の「ジュエル」を装着し、ゲーム機にかざすと、セットされたコーデを使用できる。「ジュエル」をかざすと、ゲームをサポートをしてくれるアゲアゲアイテムも登場する。また、大きな画面でリズムゲームが楽しめるフルスクリーン仕様になるほか、ボタンの長押しなどにも対応する。
「プリパラ」は2014年7月10日から展開されている人気ゲーム。テレビアニメも放送されている。