日本代表は23日、2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア2次予選のアフガニスタン代表戦に向けた前日練習を行った。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が指揮官に就任してから丸1年が経過し、日本代表の“ハリル体制”は2年目を迎えた。MF清武弘嗣(ハノーファー)もチームとして高い完成度が求められていることを自覚しており、「もっと高いレベルでプレーしないといけないと思いますし、言うたらパーフェクトを目指していかないといけない」とさらなるレベルアップが必要だと語った。
清武は2月に負傷から復帰して以降、ブンデスリーガで5試合連続のフル出場を果たすなど、クラブではトップ下の定位置を確保した。今回の招集メンバーの中ではMF香川真司(ドルトムント)、原口元気(ヘルタ・ベルリン)らとトップ下のポジションを争うことになるが、本人は「争っているつもりは別にない」と一言。「本当に2試合とも大事な試合ですし、チームとしてもすごく結果が大事」とチーム第一で考えていることを改めて強調した。
所属クラブでは主にインサイドハーフを務める香川や主にサイドハーフを務める原口と違い、清武は普段からより純粋なトップ下としてプレーしている。「(クラブ)チームと代表では役割も違う」と前置きしつつ、トップ下は「どこの角度からでも相手から見られている、一番シビアなポジション」だと表現。「難しさはありますけど、やりがいもすごくある」と感じているという。
重要なポジションであるだけにより結果を求められるが、「FWに近くプレーしたいとは思うんで、自然とゴールに近づいてくると思う。そういう意味では結果っていうのを求めてやっていければいいかな」とゴールに直結するプレーを披露したいという意向を示した。